友来る。

2005年12月14日 日常
今日は、まもなく友がやってくる。高校時代の同級生だ。11月に離婚したから、そんな話も色々とできるだろう。人生は本当にさまざま。今日は、また故郷にいる別の友から、(といっても、今日来る友とも友。なんかややこしいな。)年賀状欠礼の葉書が来た。母親が一週間前に亡くなったそうだ。時間を見つけて、お参りに行こうと思う。

男にとって、母親の死ほど悲しいことは無い。産みの母親となればなおさらだ。何歳にたっても、母親の前では、男は子供だからである。山の神の母親は2年前になくなったが、幸い僕の母はまだ健在。母が亡くなれば、僕はおいおいではなく、わんわんと泣くだろう。それほどに母の存在は、僕の人生に大きな影響を及ぼしている。故郷に帰れば、そう丈夫でもない体を動かしながら、せっせと接待してくれる。相変わらず、こまごまとした注意をしながら・・・。

僕のせりふは決まってこうだ。「大丈夫、大丈夫。至って健康。仕事はプロなんだから。心配ないよ」である。母の返すことばは、「あんたは人間がちょっと軽くて、おっちょこちょいだから、心配だ」という。母の目から見れば、そうなんだろう。僕はただ、ひたすら、母の用意したご馳走をつまむ。

母をなくした友人も、しばらくは同居していたが、彼は末っ子。母親は、兄弟の間を行き来していたようだ。兄弟が何人いても、母親は一人。それぞれに皆、かわいいと思うことは当然である。

今日は、遠くの空から友の母の冥福をいのることにしよう。そろそろ、「だち」がやってくる。この辺で今日の備忘録を閉じよう。

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