先日の忘年会は大盛況の内に幕を閉じた。総勢15名の集まりだった。それぞれが一年間のいろんな思いをこの場へ持参し、飲んで語り歌う。こんな行事もなかなかいいものだ。なんと、7時に始まり、無制限一本勝負、バリアなし、無礼講という僕の言葉が効いたのか、二次会へも行かず、11時近くまでの、どんちゃん騒ぎとなった。店は、後始末に大童だったに違いない。

はや、第一回目の忘年会も、もう過去の出来事。今や12月4日の第二回目の忘年会が迫っている。こちらは、僕の主催ではないので気楽に参加できる。夕方出かけて、一泊して、早朝、帰宅する予定である。総勢12名程度か?。

思えば、病床にあるボスとは、忘年会を問わず、妖しく灯るネオン街を頻繁に放浪したものだ。昨日、見舞いに行ったが、さすがに、忘年会や酒の話はできなかった。責任感の強いボスの胸中には、クライアントへ心配をかけたくないという念がいつもある。僕が出向き、順調に仕事が進んでいる旨を伝えると、安心したようにほくそ笑む。てなわけで、今月は昼夜を問わず、仕事に邁進した。おのずと、夜の外出も少なくなった。

ボスのみならず、相棒の「のりちゃん先生」までが、音信不通になっている。そのことも夜の外出が減少したことの一つである。彼も、ひざの手術をして以来、すっかり、大好きな焼酎から遠ざかっているようだ。僕に誘われたら、アルコールを飲まざるを得ないということで、十分体力が回復するまで、様子を伺っているのだろう。

人間、誰もが齢を重ねてくると、五体満足とは行かないようだ。病院嫌いを自負している僕だって、きっと、どこか怪しいかもしれない。早めの予防が肝心なのだろうが、至ってのんびりとしているから始末に悪い。

それはそうと、昨今、建築の構造設計の不手際が世の中を賑わしている。人命にかかわる問題であり、見過ごすことはできないだろう。利益優先の経済体質が、見えないところへの手抜きを容認してきた。外見は立派でも芯は空っぽ。これじゃあ、まさに砂上の楼閣だ。

最近、強く思うことは、やはり、コンプライアンスに徹した仕事をしなくてはいけないというである。その積み上げが、かならずや信用拡大、適正利益の獲得に結びついていくはずである。ボスから仕事を受け継ぎ、その思いをさらに強くした。

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