久しぶりに日記というか、備忘録と向かい合った。仕事と雑多に追われ、精神的余裕が無かったことが、さぼりの原因である。その間、三連休があり、あれよあれよと終わった。そうこうするうちにまた三連休の始まり。今日がその初日で彼岸の中日(秋分の日)だ。

彼岸と言えば、おはぎ、ぼたもち、おだんご、先祖、月見を連想する。やはり、食べるものが多いなあーー。名月を眺めながら、先祖とともに、食するのもおつなことだ。

子どものころ、母が、二階の廊下にススキをそえて、名月に向かって、団子を供えていた姿を思い出す。「なんで、そんな変なことをするのかなあーーー?」と、子供心に訝しがったものだ。その団子に、きなこをまぶして食べたが、これがまた、おいしいんだよなーーーー。

僕も成長し、とっちゃん坊やとなった。今はすっかりそんな習慣もなくなり、名月を眺めては、指を口に銜えるだけ。あああ、はかない人生。このような今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?。おっと、これは綾小路君麻呂さんのせりふだったか?。

てなわけで、幾分か和らいだ秋の日差しの中で、この備忘録をしたためている。

最近、僕の身の回りで変わったことと言えば、昨年、サラリーマンを退職した大先輩が、身の置き所が無いそうで、何でもいいから仕事を手伝わせて欲しいと我が家へやってくるようになった。一年間の仕事のブランクは、物忘れを進行させるらしく、医者も仕事をしたほうが良いと助言した。僕も給料らしき給料は出せないが、たった一つの不自由を除いては願ったりかなったりだ。

一つの不自由とは、僕のいとしく、可愛いい椅子の純子ちゃんを、先輩のために、朝から午後の5時ごろまで明け渡さねばならないことだ。先輩はパートのおばさんと見合いごっこをしながら仕事をしている。それは楽しかろうに・・・・。僕はといえば、応接の椅子に追いやられ、背中丸めて、キャベツばかりをかじっている。おっと、これは、南こうせつさんの、「赤ちょうちん」の歌詞だったっけ。背中丸めて、不自由な思いをしている。まあ、それでも結構、外に飛び出しているからいいか。

かくて、こんな日常が、これからしばらくは続くことになる。まずはお彼岸の中日だ。真西に向かって合唱。歌ってどうするんだ?。合掌礼拝。

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