ロボットの惑星

2005年9月14日 日常
「夏・夏・夏・・・何とか・・」という歌があった。このテンポの良い歌は、老若男女に、はじける元気を与えたものだ。その夏も終わり、今はまさに、「秋・秋。秋・・・」てことになる。秋かあーーーー。あの、真夏の喧騒が嘘のように、ちょっと物悲しさを感じるこの頃。季節がゆっくりと移ろいだ。皆様、いかがお過ごしなんでしょうか?。

そんな季節の移ろいとは裏腹に、世の中は超スピードで走っている。中でも情報革命、技術革命のそれは顕著である。人間と同じように直立して歩くロボットの出現には驚いた。もちろん昔からロボットはあった。ただ、昔のロボットはその動作がまだ不自然だった。然るに最近のロボットは、肉をつけて衣服を着せれば、人間と見分けがつかないうほど精巧である。今後、人間に代わって、いろんな分野の労働に携わることになるだろう。ましてや、ある程度の能力を持てば、知的労働だって任される。これは素晴らしいことである。と同時に由々しいことでもある。

由々しい面を述べれば、知的労働から排除された人間は、その行き着く先はどこなんだろう?。一部の人間は、もっと、知的な分野の研究やらに身をおくだろう。しからば、それ以外の大多数の人間の身の処し方は如何?。

まずもって考えられることは、遊興の分野に明け暮れることか?。旅行、バカンス、ギャンブル、争い・・・・。これじゃあ退廃を加速させるだけだ。酒池肉林におぼれ、思考能力の減退した人間は、やがて滅亡へ・・。
世の中を制するのは、猿ならぬマザーコンピューターである。産めよ増やせよで、分身たるロボットを増産し、そのロボット達に人間はこき使われることになる。人間は知的労働から過酷な重労働へと追いやられる。

いやはや、末恐ろしいことだ。昔見た、「猿の惑星」という映画はあまりにも馬鹿げた話だと思っていたが、猿をロボットに置き換えると、近未来の人類の姿を彷彿とさせる。これじゃああ、人間がかわいそうだぜ。

悲観的な事を書いたが、今の少子化に対応するためには、ロボットの役割が重要になることは否めまい。ただ、いかに時が流れようと、ロボットを制するのはやはり人間であって欲しい。プログラミングによってそれは可能だろう。ただし、ウイルスによって侵されなければの話だが。

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