とうとうやって来た君
2005年9月5日 日常とうとうやって来た君
とうとう君がやってきた。
僕は固唾を呑みながら、君の一挙一動を観察している。
あえて、君と書いたのは、日頃は友達だからである。
地球と言う美しい星の担い手である君も、ときには怒る。
その怒りを和らげんと、僕は用意周到に対策を施した。
おっと、今、家が、ぐらぐらと揺れた。
ガラス戸が「キシキシ」と泣いている。
なんのこれしき。君の怒りもまだ、
頂点に達していないようだな。
僕はじっと待っている。
今日は寝ずの晩になりそうだ。
君が力を出し切った時、僕の力が試される。
まだ僕が勝利するかどうかは分からない。
というのも、君の顔は、
いまだかってない憎悪の表情をしているからだ。
君のおかげで僕は腰を痛めてしまった。
日頃になく重いものを持ち上げたからだ。
まあこれも、君を大事にしてこなかった罰かもしれないな。
君が去った後、僕の腰の痛みも回復するだろう。
かくして何事もなかったようにお天道様が復活するだろう。
それが本来の君の姿だ。
僕達はまた、親しき友となる。
http://mirunmirun.hp.gaiax.com/
とうとう君がやってきた。
僕は固唾を呑みながら、君の一挙一動を観察している。
あえて、君と書いたのは、日頃は友達だからである。
地球と言う美しい星の担い手である君も、ときには怒る。
その怒りを和らげんと、僕は用意周到に対策を施した。
おっと、今、家が、ぐらぐらと揺れた。
ガラス戸が「キシキシ」と泣いている。
なんのこれしき。君の怒りもまだ、
頂点に達していないようだな。
僕はじっと待っている。
今日は寝ずの晩になりそうだ。
君が力を出し切った時、僕の力が試される。
まだ僕が勝利するかどうかは分からない。
というのも、君の顔は、
いまだかってない憎悪の表情をしているからだ。
君のおかげで僕は腰を痛めてしまった。
日頃になく重いものを持ち上げたからだ。
まあこれも、君を大事にしてこなかった罰かもしれないな。
君が去った後、僕の腰の痛みも回復するだろう。
かくして何事もなかったようにお天道様が復活するだろう。
それが本来の君の姿だ。
僕達はまた、親しき友となる。
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