いてつくようなこの暑さはなんだべ?。恐らく35度を超えているだろう。僕の頑張りも徐々に失速だ。テレビを見ると、涼を求めてレポーターが奔走している。この暑さに嫌な顔をみせずに、終始笑顔だ。大変なお仕事、ご苦労様である。世の中が変わり、人も変わり、季節も変わった。願わくば、「よかれ」と変わって欲しいものだ。

「心頭滅却すれば火もまた涼し」と言うが、心も頭も、かっか、かっかと燃えたぎり滅却どころではない。こんな時は静かに座禅でも組めばいいと、ある坊さんが言っていた。それも、一つの方法かもしれない。

そういえば、昔サラリーマンをしていたころ、会社の研修で座禅を組まねばならなかった。とある道場から先生がやって来ていた。広い部屋に横一文字に研修生が座布とかいう丸い敷物に尻をのっけ、足を組み、姿勢を正し、瞑想にふけるわけだ。姿勢が乱れると、いつの間にか、先生が後方にいて、背中を棒(警策とかいう)みたいなもので叩く。心や姿勢の乱れを制するわけだ。「パシッ」という音の場合は、痛くは無いが、「がしっ」という音の場合は、どうやら肩甲骨に当たったみたいで、痛いのなんのって・・・・。涙がちょちょぎれる。

そんな研修のある時、誰かが、叩かれたみたいで、その音が、「がしっ」というか、「ぼくっ」というか?、鈍く響いた。「ありゃ、痛かったばい」と、思わず僕は笑ってしまった。これがいけなかった。すかさず先生が飛んできて、僕の背中を、数回、力を込めて叩いた。な・なんと、棒が折れて天井へ舞った。さすがの僕もこれには驚いた。じっと痛みをこらえて、なんとかその場をしのいだ思い出がある。恐らく会社の上司に、報告は言ったと思うが、おとがめは無かった。当時は僕も世間知らずのあまちゃんだったわけだ。

以来、月日が流れて、あいかわらず、変わらない僕がいる。世の中が変わり、人様も変わり、気候まで変わったが、僕はこれでいいいんだべか?。「うんんんんん・・・・」と、汗拭き拭き考えている。

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