六月の空。

2005年6月12日 日常
どんよりとした曇り空。六月はこんな天気が続く。季節の移ろいの中の一コマである。湿気があり、爽快な五月の風や空とは違う。そんな六月でも僕は好きである。一番の理由は、暇が出来ることだった。「だった」という過去形を使ったのは、今年の六月はそうではないからだ。

仕事がたまっている。同じ内容の仕事なら、時間もとらずに片つけられるが、種類の違う仕事だと、頭を切り替えなければならない。
おまけに、法律をはじめ、色んな仕組みが、どんどん変わっていく。その仕組みをマスターしていくのに、結構骨が折れる。一応プロとして自認しているならば、そのことに対して努力を払うのは当然のことと言えば当然だ。

本来僕は怠け者。どうしても安易に流されてしまう。今年を反省するには、ちと、早すぎるが僕の課題ということになるか。

何となく詩を書いてみた。

       六月の空

   田んぼに六月の雲が浮かぶ。
   一匹の雨蛙が水面を破る。
   父、母と離れたのだろうか?
   何を思って泳ぐのか知らねど、
   田植え前の静寂な一時。

   書斎より眺める六月の空。
   アジサイがねぐらか、雨蛙。
   もう、食事は済んだか?
   動かず、葉っぱと同化す。
   自然の中のアクセサリー。

   故郷を思い涙す。
   母も同じ空を見ているのか?。
   移ろい、移ろぐ季節のなかで、
   六月の空が優しく微笑む。
   そっと広げた昔のアルバム。

お粗末でした。心とは裏腹にちょっと神妙になりすぎたようだ。日曜日の夕方の一時でした。そろそろ、現実に戻って、くずかごにたまった、書類の残骸の整理にかかろう。
   
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